10月24日に課徴金制度を盛り込んだ景品表示法改正案が閣議決定されました!
今国会での成立を目指すということで、公布から1年6カ月以内に施行。
カウントダウンの状況です。
しっかりとした社内管理体制が急務です。
◆「不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案」の閣議決定について
(消費者庁 2014年10年24日)
http://www.caa.go.jp/soshiki/houan/index.html
閣議決定の前日10月23日に、消費者庁及び公正取引委員会は、愛知県の旅館(株)豆千待月の温泉や料理の表示に対し、景品表示法(優良誤認)の措置命令を行っています。
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株式会社豆千待月に対する景品表示法に基づく措置命令について
(消費者庁及び公正取引委員会 平成26年10月23日)
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/141023premiums_1.pdf
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【違反内容】
対象役務:
a) 「温泉」表示
b) 「天然とらふぐ」表示
c) 「和牛」表示
表示媒体:
a) 「楽天トラベル」と称する旅行情報ウェブサイト等(表示期間:H24.11中旬~H26.3.17)【表示例1】
b) 「JTBサイト」と称する旅行情報ウェブサイト(表示期間:H25.10~H26.2)【表示例2】
c) 「じゃらんnet」と称する旅行情報ウェブサイト等(表示期間:H24.10.~H25.11、H25.12上旬~H26.1上旬)【表示例3】
違反内容例:
a) あたかも、貸切浴場における温水が、温泉であるかのように表示をしていたが、水道水を加温したものであった
b)あたかも、宿泊プランで提供する料理に天然のトラフグを使用しているかのように表示をしていたが、養殖のトラフグ又はトラフグよりも安価で取引されているゴマフグを使用していた
c) あたかも、宿泊プランで提供する料理に和牛を使用しているかのように表示をしていたが、和牛の定義に該当しない牛肉を使用していた
≪参考記事≫
・景表法課徴金は対象売上高の3%、課徴金賦課の対象外となるケースは?
・景表法改正案閣議決定!急務となる事業者コンプライアンス対策
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