広告法務研修事例

健康機器、雑貨、家電品等の、MD、広告関連セクション担当者対象のコンプライアンス集合研修を実施。

株式会社山善様 (商社 ネット通販 家庭機器)

会社名 株式会社山善様
業種 商社
取扱商品 健康機器、日用品・雑貨、家電品、インテリア、ガーデン、アウトドア・レジャー、工具
利用サービス 広告法規研修
研修実施日 2014年2月(講義3時間30分)
対象 MD、広告関連セクション担当者(49名)

実施内容

集合研修。景品表示法、医薬品医療機器等法(旧薬事法)、特定商取引法を中心とした広告チェックツールのNG、OK表記事例と解説。PPTによるスクリーンでの説明は行なわず(TV会議形式のため)、チェックツールを中心とした手元資料を用いる。

研修目標

会社としての広告法務に対する取り組みへの意識付けを行なうこと。日常業務で広告法規制に対するリスクは感じているが、規制の全体像は把握されていない。第一回の研修としては、法規制と広告チェックツール利用についての意識付けを第一歩とする。

受講者アンケート

内容理解度 : よく理解できた・理解できた92%

  • グレーゾーンがあったり複雑なので難しいが、項目別に例や解説でまとめてあるのでよく理解できました。感覚的に理解していることも多かったが、整理できて良かったです。例をもっと充実させても良かったと思います。
  • 具体的な事例にそって説明頂いたので分かりやすかったです。
  • 具体的事例に基づいての説明が良かった。
  • チラシ等、販売商品以外も掲載されている際にも注意書きが必要な事や、美顔機器の表現、効能の記載も注意していかないといけない事が分かりました。
  • プロジェクター、モニター画面を使って説明してもらえれば理解がしやすかったと思う。

やや難しかった:8%

  • 具体例をイラスト等で確認したかった。
  • ガイドラインに載っている文章や単語(経絡理論?)がすぐに理解できない部分がありました。

研修会を通じて印象に残った言葉

  • お客様がどのように受け取るかが一番大事です。
  • 「表示は誤表記でも故意でも関係ない」品表・POP・カートン等、普段から多く作成しているもの全ての表示には気を付けなければいけないと改めて感じました。
  • 「効果効能」法的にもあいまいな部分が多い印象です。自己判断では難しい事例 がいくつもでてくると思われます。
  • 品質表示法(景品表示法)を知り、正しく対処することは、消費者に対して信頼感を得るために必要である。
  • 法令上ブラックかホワイトかでなく一般消費者から信頼される表示をしなければならない。
  • ”チェック”要はスルーしてしまうのでは無く、まず掲載する前にチェックすると言う意識と行動が重要。 各人が共通認識することが、必要だと思いました。

研修ご担当者コメント

  • 印象に残った言葉がアンケートに多く記載され、内容も研修で伝えるべき要点を押えられたものだった事は良かった。
  • 事例解説、プロジェクター活用などの要望は、今回の実施上の時間的予算的な制約があり、想定されたものだった。
  • 半年程度、チェックツールを運用してみながら、運用課題や社員教育のフォローアップを検討したい。