健康食品への消費者の安心と信頼性醸成のための広告コンプライアンス(Zoom開催)
今年3月に発生した「紅麹」問題により、同原料の食品の自主回収や健康食品の定期購入の解約が相次ぐなど、健康食品全般に対する消費者の信頼が大きくゆらいでいます。
昨年6月のさくらフォレストの景品表示法措置命令事案では、機能性の科学的根拠そのものが不適切と判断され、同社の商品と同じ科学的根拠を用いて消費者庁へ届出を行った88商品についても疑義が生じ、すでに多数の商品が届出を撤回しています。また、その後も昨年12月と今年3月に、大げさな痩身効果をうたった機能性表示食品を販売する合計4社に対して措置命令が出されるなど法執行が活発で、機能性表示食品制度そのものが分岐点に来ています。
消費者に安心、信頼され健康食品を選択してもらうために、今こそ、エビデンスに基づく消費者目線の情報提供(広告表示)が求められています。
消費者への情報提供の基準となる広告表示規制を正しく理解しましょう。