食の消費者志向「健康志向」「割高でも国産」続く。20代の健康、手作り志向高まる (日本政策金融公庫 平成28年7月)


日本政策金融公庫が平成20年から半期に一度継続調査を行っている、食品に関する消費者動向の平成28年7月調査をご紹介します。
「健康志向」が41.6%で最多、次いで「経済性志向」(35.3%)、「簡便化志向」(31.6%)で三大志向に変化はありませんでした。
20 代では30代よりも「経済性、簡便化より健康、手作り志向高まっている傾向が見られました。
調査データを見てみましょう。


●食の志向1位「健康志向」、2位「経済性志向」、3位「簡便化志向」、傾向変わらず
トップの「健康志向」は41.6%で、前回調査(平成28年1月)から 0.1ポイント低下したが、平成22年12月調査から12半期連続で最多回答となった。「健康志向」は、平成 22 年度頃から上昇し、その後、継続して高い割合で推移している。次いで「経済性志向」(35.3%)、「簡便化志向」(31.6%)の順。
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●今後の食の志向、「簡便性」から「安全」へ
今後の食の志向については、「健康志向」が 44.7%で、現在の志向から3.1ポイント上昇している。「安全志向」は28.4%で8.7ポイントと大きく上昇した。
一方、「簡便化志向」は21.4%で、現在の志向から10.2ポイントと大きく低下している。
このことから、「健康志向」はさらに進み、「簡便性志向」から「安全志向」へとシフトしていくことが予測される。
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●20 代、30 代よりも「経済性、簡便化より健康、手作り」の傾向
年代別では、「健康志向」「手作り志向」は年代が上がるほど志向が高くなっているが、20代は30代よりも高くなっている。
逆に、若い層ほど志向割合が高いのは「経済志向」「簡便化志向」であるが、20代は30 代よりも低くなっている。
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●国産品かどうか「気にかける」76.6%。価格は「高い」が、「安全」で「おいしい」という評価変わらず

食料品購入時に国産品を「気にかける」割合は76.6%で、前回調査(77.9%)から1.3ポイント低下した。
国産食品と輸入食品に対するイメージでは、国産原料食品が「安全である」と回答した割合も69.9%(前回69.4%)。輸入品では「安全面に問題」とする割合が45.3%(前回45.4%)。いずれも横ばいとなった。
また、価格面では、輸入品が「安い」とする割合が65.5%で前回64.1%から1.4ポイント上昇し、国産品が「高い」とする割合が69.2%で前回67.9%から1.3ポイント上昇した。
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●「割高でも国産」は61.4%。「3割高を超える価格でも国産品を選ぶ」は19.0%
「輸入食品より割高でも国産品を選ぶ」と回答した割合は61.4%と、前回(62.8%)から1.4ポイント微減。依然 6 割を超える高い割合となり、国産支持の傾向が継続されている。
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安全面などから国産品に対して安定した支持を得ており、多少割高になっても国産品を選択したいという動きは今後も続きそうです。

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平成28年度上半期消費者動向調査の結果について
(日本政策金融公庫 平成28年7月調査)
https://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_160901d.pdf
調査時期: 2016年7月1日~7月12日
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査対象:全国の20歳代~70歳代の男女2,000人(男女各1,000人)
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≪関連記事≫
・食の消費者志向、続く「健康志向」と「国産志向」 (日本政策金融公庫 平成28年1月)

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