国が検討開始。オンラインプラットフォームの安全・安心な取引ルール (オンラインプラットフォームにおける取引の在り方に関する専門調査会)


今回のトピックは「オンラインプラットフォームの安全・安心な取引ルール」について。

これだけネット上での各種サービスが普及して、その利便性を享受していても、未だどこかで「ネットは危ない、信用できない」という印象を払拭することができません。(それは、デジタルネイティブ世代以前の人間の性なのか)

ネット上のショッピングモール、シェアリングサービス、オークションやフリーマーケットといったオンラインプラットフォーム(PF)の利用が拡大する中、内閣府消費者員会がECモールやフリマアプリなど、PFにおける取引のルール作りについて審議を開始しました。

PFを利用する消費者が「商品やサービスの提供」と「購入・利用」を安心して行えるよう、必要なルールや仕組みについて調査と検討を進めるとしています。

昨今、様々なトラブルが報道されているように、現時点ではPFでの取引において、利用者保護のルールは必ずしも明確ではありません。

その背景として、PFでの取引ではBtoC型だけではなく、CtoC型の取引形態や、取引決定情報として、広告ではなく、評価・レビュー・レーティングといった仕組みがとられ、従来の取引ルールが適用できず、商品・サービス提供者、購入・利用者、PF事業者のそれぞれの役割や責任が不明確な点が指摘されています。

特にPFが率先して、ユーザーが安心して使える環境にならなければ、PFは活性化せず、長期的な発展は望めません。

最近では、フェイスブックジャパンがFacebook日本語版の提供開始から10年目を迎えるにあたり、英ケンブリッジ・アナリティカによるFacebookの個人データ不正利用事件を受けて、「安心・安全なプラットフォーム作りを目指す」と強調しています。

また、今年3月に健全性確保に向けた取組みを発表したメルカリも、6月19日に東証マザーズに上場を予定しています。

今後の取り組みと成長に期待したいと思います。

◆オンラインプラットフォームにおける取引の在り方に関する専門調査会
(内閣府消費者委員会)
 http://www.cao.go.jp/consumer/kabusoshiki/online_pf/index.html

◆Facebook日本語版誕生から10年
 ―個人データ不正利用事件を受けてフェイスブックジャパンはどう向き合うのか
(Impress Watch 2018年5月21日)
 https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1122726.html

◆報道関係者向け「メルカリ安心・安全説明会」を開催しました
(株式会社メルカリ 2018年3月22日)
 https://about.mercari.com/press/news/article/20180323_media_seminar/

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