カテゴリー別アーカイブ: 価格表示

通販広告折込チラシ、不適正広告事例解説(JADMA「平成26年度 通販広告実態調査(新聞折込チラシ編)」)

前回ご紹介した(社)日本通信販売協会(JADMA)が2014年に実施した新聞折込チラシの通信販売広告実態調査結果(※)より、今回は表示に問題のあった個別広告事例を解説します。

調査報告書では、「一部不適正な表示が見られ、改善が必要な広告」「通販に関連する法令に抵触する怖れのある広告」について紹介されています。
違反内容は過去調査と大きな違いは見られませんでした。

≪問題広告事例≫
事例1:ありえない「通常価格」、「景品の金額」(オイルヒーターの二重価格表示広告)
事例2:医療関係者の推奨(シミ専用クリームの効能・効果訴求広告)
事例3:社名・所在地不明(ミシンの限定数量販売広告)
事例4:簡単に痩せられる(ダイエットサプリ広告)
事例5:根拠不明な「No.1」表示

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【景表法】安さを強調する表示の注意点

前回(※)に続き、価格表示における注意点を説明します。
今回は「安さを強調する表示」の場合です。

取扱う全商品または特定の商品群を対象に販売価格の安さを強調するため、販売価格の安
さの理由を説明する用語(「倒産品処分」「工場渡し価格」など)や安さの程度を説明す
る用語(「大幅値下げ」「他店より安い」など)を用いた表示が行われることがあります。

その際、消費者に誤認を与えるような表示は、景品表示法、特定商取引法上、不当表示に
該当するおそれがあります。

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【景表法】目玉商品販売時の注意点

集客を行うために目玉商品や特価商品などを販売することがあります。
しかし、見せかけの広告で商品・サービスが実際には購入できないにもかかわらず、
購入できるかのような表示を行うことを「おとり広告」といい、不当表示に該当する
おそれがあります。

ポイントを整理しました。

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【景表法】割引率・割引額表示の注意点

今回は「割引率・割引額」を表示する場合です。

二重価格表示と類似した表示方法として、表示価格等からの割引率もしくは割引額または
ポイント還元率(以下「割引率等」という)を用いた価格表示があります。

その際、以下のような表示は、景品表示法、特定商取引法上、不当表示に該当するおそれ
があります。

【割引率・割引額を表示する際の注意点】
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【景表法】二重価格表示の注意点~販売条件が異なる販売価格~

前回(二重価格表示の注意点~競争事業者の販売価格~)に続き、二重価格表示における注意点を説明します。
今回は、「販売条件が異なる販売価格」を比較対照価格とする場合です。

同一の商品であっても、顧客の条件や購入時期等、異なる販売条件で販売価格に差を設け
る場合、安さを強調するために、特定条件の販売価格を比較対照価格とする二重価格表示
が行われることがあります。
しかし、それぞれの販売価格が適用される販売条件の内容等について、実際と異なる表示
やあいまいな表示を行うと、一般消費者に販売価格が安いとの誤認を与え、景品表示法、
特定商取引法上、不当表示に該当するおそれがあります。

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