カテゴリー別アーカイブ: 広告法律ワンポイント

楽天の美容・健康情報サイト「ラケア」とメディア広告

楽天が美容・健康に特化した女性向けの情報サイト「ラケア(RaCare)」を、4月26日にオープンしました。

「ダイエット」「美容」「生理・PMS(月経前症候群)」の3つのテーマで、その筋の専門家やブロガーが悩みを解決する具体的な実践方法を紹介する情報サイト。
会員登録(楽天会員IDが必要)すると、解決方法の実践をサポートする「トライ機能」や、感想などを投稿できる「レポート機能」などが利用でき、他のユーザーの体験談も閲覧できるというものです。

う~ん。これは「@cosme」をより発展させたクチコミサイトならぬ「体験談サイト」といえそうです。

コンテンツを見てみると・・・
「1ヶ月でセルライト解消!コーヒースクラブの1日5分ケア」
「みるみるお腹がペッタンコ!夕食後にキウイを1個食べるだけ」
「1週間でマイナス5キロ!脂肪燃焼ダイエットスープとは?」 等々

仮にコンテンツが具体的な商品と関連付けられてECサイト(楽天市場)に誘導されていれば、アフィリエイトサイトのような位置づけとなり、結構アブナそうです。
登録会員や一般ユーザーに対して、何らかの形の広告配信がなされると思いますが、コンテンツや広告内容には十分に配慮してほしいと思います。

◆楽天、美容と健康の悩み解決に特化した情報サイト「ラケア」を公開
 - 女性の悩みに具体的な解決方法を提案 –
 http://corp.rakuten.co.jp/news/update/2016/0426_01.html

◆ラケア(RaCare)
 https://racare.rakuten.co.jp/

《参考記事》
・「お客様の声(レビュー)」への謝礼は「景品」?それとも「報酬」? 「使用感想文への謝礼」についての注意点

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【景表法】「お客様の声(レビュー)」への謝礼は「景品」?それとも「報酬」? 「使用感想文への謝礼」についての注意点

「お客様の声(レビュー)」をショップサイトに掲載することは、ネット通販の販売促進策としては王道ですね。

ネット上の口コミや使用感想文(レビュー)の評価や数を購入の参考とする消費者が多いことや、ショッピングモール内ではレビューの数が多い方が検索順位で有利とみられています。積極的に「お客様の声(レビュー)」を集めるために、ポイントやプレゼント、値引きなどのインセンティブを与えるキャンペーンを実施、検討されている事業者も多いことでしょう。

この消費者に提供する「インセンティブ」についても、景品表示法の「景品」に該当する可能性があり注意が必要です。

今回は、「使用感想文への謝礼」についての注意点を確認します。

◆景品類等の指定の告示の運用基準について
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/guideline/pdf/100121premiums_20.pdf

事例:
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期間を定めず、当社商品を購入して、短い文章でも感想文と写真を送ってくださったお客様の中から、「使用感が良い」という感想をくださった方にお礼の品を送りたい。
これは、景品表示法の「景品」に該当するか、それとも「仕事の報酬」とみなされるか。
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上記はA)、B)どちらに該当するでしょうか。

A) 景品表示法の「景品」に該当する
B) 「景品」には該当せず、「仕事の報酬」とみなされる

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「漏えい」だけじゃない。消費者の個人情報に関する苦情の多い「不適正な取得」 (平成26年度個人情報の保護に関する法律施行状況)

今年9月3日に成立した改正個人情報保護法。
改正では、プライバシー保護のあり方を見直し、企業が持つ個人データを使いやすくして、ビッグデータの利活用を後押しするねらいがあります。
全面施行は公布から2年以内。
消費者の理解の得られる情報の取り扱いが、ますます重要となっています。

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改正個人情報保護法 (平成27年9月3日成立・同月9日公布)
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/privacy/
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最近の個人情報に関する苦情相談や漏えい事案の状況、それに対する事業者の対応はどのようになっているのでしょう。
平成17年の個人情報保護法施行から毎年国が公表している、法の施行状況の平成26年度の報告(※)を見てみましょう。

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通販広告折込チラシ、不適正広告事例解説(JADMA「平成26年度 通販広告実態調査(新聞折込チラシ編)」)

前回ご紹介した(社)日本通信販売協会(JADMA)が2014年に実施した新聞折込チラシの通信販売広告実態調査結果(※)より、今回は表示に問題のあった個別広告事例を解説します。

調査報告書では、「一部不適正な表示が見られ、改善が必要な広告」「通販に関連する法令に抵触する怖れのある広告」について紹介されています。
違反内容は過去調査と大きな違いは見られませんでした。

≪問題広告事例≫
事例1:ありえない「通常価格」、「景品の金額」(オイルヒーターの二重価格表示広告)
事例2:医療関係者の推奨(シミ専用クリームの効能・効果訴求広告)
事例3:社名・所在地不明(ミシンの限定数量販売広告)
事例4:簡単に痩せられる(ダイエットサプリ広告)
事例5:根拠不明な「No.1」表示

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トクホ広告適正基準、個人の感想等や映像媒体でのグラフ使用の注意事項とは (日健栄協)

公益財団法人日本健康・栄養食品協会(日健栄協)は、特定保健用食品広告審査会での審査を踏まえ、3月18日、『「特定保健用食品」適正広告自主基準』を改訂しました。

平成26年9月に行われた「第2回特定保健用食品広告審査会」では、自主基準に定めがない個人の感想やグラフの使用方法、消費者に誤認を与えるおそれのある表現あるいは消費者にわかりにくいと思われる表現について、媒体に応じた自主基準の見直しなどを求めていました。

自主基準の改定内容を、消費者庁の公表している『特定保健用食品の表示に関するQ&A』を参照しながら確認してみましょう。

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